The Japan Cetacean Sanctuary

日本のイルカやクジラとのつながりを思い出す、新しい未来へのアクション

1. Seapen- 環境に適応するための空間
– 新しく到着したイルカたちが適応する場所であり
 獣医によってケアが必要なイルカが使用する空間

2. Temporary Holding
-イルカのニーズによって一時的に空間を分けられる場所

3. Rest area for staff with shade -スタッフの休憩所

4. Dock and Ramp to Floating Docks-桟橋

5. Staff Boat -ボート

6. Deep Water Net Fence enclosing the mouth of the bay-湾を囲む
 ネットフェンス

7. Boat Access-ボートが通過できるポイント

8. Possibility of partitioning the sanctuary in several netted areas depending on the dolphins’ needs-イルカのニーズに応じてサンクチュアリをネットフェンスで区切る可能性があります

 

9. Observation jetty for visitors-ゲスト用の桟橋

10. Cycling path for visitors-ゲスト用サイクリングコース

11. Education and Cultural Center -教育文化センター

12. Observation posts for visitors -ゲスト用観察ボックス

13. Housing and meeting facilities for Sanctuary Staff Members-サンクチュアリスタッフのための住宅とミーティングルーム

14. Acclimation, medical or emergency care pool i.e. Disease isolation, protection from hurricanes…-緊急医療用プール(台風などの災害時、病気の際の隔離措置用)

15. Food storage (Cooler, Freezer) and Prep Area-食品管理室(給餌用の冷蔵冷凍庫など)

16. Veterinary facilities and laboratory-獣医施設と研究室

サンクチュアリムーブメントを一緒に広げてください

国際社会を見ると、動物の意識と感覚の分野における科学的理解が示されるようになり、私たち人間の論理的な反省と共に、国際法の変化がもたらされました。

ますます多くの国、ボリビア、クロアチア、フランス、インドなどイルカや鯨類の水族館、ふれあい施設などでの飼育に関して、個体とその空間に関しても、身体的限界に疑問を呈し始めており、倫理的、道徳感的にもそのような慣行の禁止を法律で規制するか、今後数年間で段階的に廃止する動きを見せています。

同時に、水族館などでの生体展示から「引退」したイルカや小鯨のための閉鎖された海環境での「サンクチュアリ」やリハビリテーション・リリース施設という新しいコンセプトが登場しました。

私たちのビジョンは、日本特有の歴史的、政治的、文化的背景を認識し、尊重しながら、そのような施設を日本に設立することです。サンクチュアリという概念は、世界的に浸透していますが、日本ではまだまだ馴染みがありません。

本当のレスキューと
リハビリテーションのためのサンクチュアリ

私たちは、現在の日本の法律の枠組みの中で、可能な限り自然環境に近い広々とした海洋環境を提供し、そこに生息するイルカやクジラが再び「自分自身」であることを思い出すことができるようにすることが私たちの最大の願いです。

ソナーの使い方を学び直し、生きた魚を狩ることを学び直すことで彼らの自主性を高め、尊厳を持って、私たちが彼らに提供できる限りの自由を持って残りの人生を生き抜きます。

Our Focus

水族館からリタイアメントしたイルカと小鯨のための海洋保護区の創設

座礁または負傷した野生のイルカや小型クジラのリハビリケアと、動物の身体的および心理的状態が許せばリリースするための支援

イルカや鯨類飼育業界の責任者と建設的かつオープンな対話を行うことで、新しいイルカと鯨類体験を通じ、イルカ水族館の未来を変革します。

1. Seapen- 環境に適応するための空間
– 新しく到着したイルカたちが適応する場所であり
 獣医によってケアが必要なイルカが使用する空間

2. Temporary Holding
-イルカのニーズによって一時的に空間を分けられる場所

3. Rest area for staff with shade -スタッフの休憩所

4. Dock and Ramp to Floating Docks-桟橋

5. Staff Boat -ボート

6. Deep Water Net Fence enclosing the mouth of the bay-湾を囲む
 ネットフェンス

7. Boat Access-ボートが通過できるポイント

8. Possibility of partitioning the sanctuary in several netted areas depending on the dolphins’ needs-イルカのニーズに応じてサンクチュアリをネットフェンスで区切る可能性があります

 

9. Observation jetty for visitors-ゲスト用の桟橋

10. Cycling path for visitors-ゲスト用サイクリングコース

11. Education and Cultural Center -教育文化センター

12. Observation posts for visitors -ゲスト用観察ボックス

13. Housing and meeting facilities for Sanctuary Staff Members-サンクチュアリスタッフのための住宅とミーティングルーム

14. Acclimation, medical or emergency care pool i.e. Disease isolation, protection from hurricanes…-緊急医療用プール(台風などの災害時、病気の際の隔離措置用)

15. Food storage (Cooler, Freezer) and Prep Area-食品管理室(給餌用の冷蔵冷凍庫など)

16. Veterinary facilities and laboratory-獣医施設と研究室

教育の機会

現在日本にあるイルカ触れ合い施設は、観光産業と結びついていますが、新たなサンクチュアリは、【新しいコンセプトを伝える教育の機会】として捉えることが重要です。

私たちは、サンクチュアリ(保護区)という概念自体が、

イルカやクジラに対する一般の認識に変化をもたらし、またそれがゆっくりと拡大する上で、イルカとクジラとの新しい関係のかたちが現れてくることに大きな影響と意味を持っていると考えています。


このサンクチュアリに隣接して、新たな知識と科学研究を前進させるための応用科学と芸術の文化センターが設立されます。

応用科学と芸術の文化センターは、イルカやクジラ達の意識についての創造的な方法での認識彼らの社会構造、心の知能、言語の複雑さなどの教育コンテンツを提供します。

美術展、コンサート、カンファレンス、保護問題に関する子どもや家族向けのイベントなど、多くの人が参加できる活動を行います。

アクションステップ

あなたのサポートが私たちの達成に役立つこと

場所の選定と検証

場所の特定と訪問、および場所の選択基準を使用した水質検査、水深検証などの実施

法的審査

サンクチュアリ設立に必要な法律、 特別な許可および認可に関する調査。

ネットワークの構築

日本および世界の海洋哺乳類の科学者および獣医師とチームを組む

各自治体への働きかけ

プロジェクトのプレゼンテーションと、サンクチュアリ保護区を受け入れる可能性のある都道府県の代表者および意思決定者との事前協議

募金活動

これまでのステップと並行して、リザーブを永続的にサポートするには長期的な収益を確保することが不可欠です。

私たちのビジョンにご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

これはとても野心的なものであり、その成功には忍耐、敬意を持ったコミニュケーション、関係者全員との創造的な協力が必要であることを私たちは認識しています。 

今後の課題に備えて、私たちは『セブンジェネレーション』の考え方に沿って、より広い視野をマインドとハートに持ち続けたいと考えています。
私たちの取り組みは、イルカだけでなく、将来の世代、つまり人間や人間以外の世代に対しても向けられており、彼らが引き継ぐ未来の地球のためです。

ご質問、コメント、懸念事項、およびプロジェクトへの参加方法など、お気軽にお問い合わせください。 

michiko kamesaki

亀﨑美智子

Founding member –

20代の頃、ウミガメに会いたくてダイビングを始め、海が大好きになる 同時に、水族館にいる海の生き物達を見て、彼らが本来住む海にいられたらいいのに、との思いが強くなる。
ダイビングを始めて間もなく、イルカに会いたい氣もちがつよくなり、御蔵島で野生のイルカに出会う。

小笠原に移住。

島の周りにはたくさんのイルカとクジラたちが広大な海で生きている。島の人々と共に生きている。
雄大で、壮大で、喜びあふれる彼らそのものの愛を感じて、私はここに生きていることが幸せである。

2021年、レイナの映画「マザーオーシャン」を見て魂が震え、同年3月にレイナに会いにリトリートに参加する。
レイナとのつながりから太地町のイルカ達のことを詳しく知るようになる。

わたしにとっては、太地のイルカ達のことを知ったことで、すべての動物達のいのちのことにつながり、意識が大きく変容し、暮らしや在り方が変わる大きな分岐点となった。

生きとし生ける全ての命がどこまでも自由に幸せに生きていく世界を創造したい。

まずは、自分の暮らしから、自分の選択から、とおもい、今生きている。

数年前、島のクジラたちからうけとったメッセージ、「その先へ」という言葉。

大好きなイルカ、クジラ達とともに、仲間達とともに、このproject animaに参加することは、わたしにとっては、「その先」へゆこうということ。

Sae Katsuta

勝田彩愛

Founding member –

20歳でドルフィンスイムを
初体験。

言葉に表せない体験により
半年ほどかけ、
意識が大きく変わる体験をする。

その後、住んでいた名古屋の名古屋港水族館でシャチの展示(2003年10月)が始まる事を知り、仲間と共に会を立ち上げ、反対運動を始める。

署名活動や、シンポジウムを企画するが、次第に反対を掲げる運動のエネルギーそのものが苦しくなり、活動から離れる。

2019年ハワイ島でヨーロッパで育ち、日本人でもあるレイナに出会い、交流を深める中で、

反対運動や
正しさを主張する活動ではなく

美しく軽やかでクリエイティブな
アプローチで
イルカやクジラたちと共生する
価値観を発信する事が

彼女の存在(シンボル)によって
可能ではないかと希望に感じる。

このプロジェクトアニマは、
私にとって20年の時を経て

私の根底にあった
イルカやクジラたちとの共生
という願いが

新しいカタチで
私の人生に現れてくれたように
感じています。

2022年、2023年の
太地でのセレモニーに参加。

私がこのプロジェクトに
関わる事は、
ただ自然で、必然であると感じています。

Michiko Kamesaki

Founding member –

My love for the ocean developed in my mid twenties, as I started free-diving to meet sea turtles.

After witnessing them in the open sea, my experience of marine parks and aquariums changed drastically. My desire to see marine animals thrive in their natural habitat intensified.

Soon after, the wish to encounter dolphins in the wild grew stronger and led me to the island of Ogasawara.

I ended up moving there with my family, surrounded by the vast ocean where dolphins and whales coexist peacefully with islanders. This relationship fueled by respect and the duty to protect and preserve gave rise to a feeling of profound love in me.

Inspired by Leina’s film “The Journey/Mother Ocean” in 2021, I joined a retreat to meet her, deepening my connection with the sea and my understanding of the dolphin drive hunts in Taiji.

Discovering the reality of the hunts and their connection to the captivity industry was a transformative turning point. It deepened my sense of connection with the web of life, reshaped my consciousness, and altered my lifestyle.

Today, I aspire to participate in the creation of a world where all beings live freely and happily.

Many years ago, I received a message from the humpback whales migrating to the island: “Move forward”.

I feel that my participation to Project Anima symbolizes that first step “forward”, guided by the spirits of the dolphins and the whales.

Sae Katsuta

Founding member –

I had my first experience of swimming with dolphins in the wild at the age of 20.

Following this encounter, I underwent an experience that I still cannot express in words – which lasted for over six months- leading to a significant shift in consciousness.

In October 2003, I learnt about an upcoming exhibition at the Nagoya Port Aquarium, showcasing orcas captured in Taiji in the region of Wakayama (referred to as the “Taiji 5”)
Upon hearing these news, my friends and I founded a citizen group to start an opposition movement in Nagoya, where I lived.

We were engaged in actions such as symposiums and collecting signatures for opposition campaigns
but I gradually started experiencing deep burnout and a sense of despair as my involvement grew, eventually leading me to distance myself from activism.
In 2019, while on the Big Island of Hawaii, I met Leina, a Japanese woman raised in France and in Hawaii.

As our connection deepened, I felt a renewed sense of hope about the possibility of change in Japan, in regard to the conditions of dolphins and whales

Rather than engaging in opposition movements or asserting one’s righteousness, I saw hope in promoting a new value system of coexistence with dolphins and whales through beauty and a creative approach.

The seed of this project has been germinating and evolving inside of me for over twenty years, as I held in my core the longing for a world where we can truly coexist with the dolphins and whales

Through Project ANIMA, this desire has manifested in a new form.
After participating in the grief ceremonies in Taiji in 2022 and 2023, my decision to be involved in this project as a core member feels simply natural and inevitable.