Project ANIMA

OUR STORY

“The place where you are called is where
your deepest joy meets the world’s greatest hunger.”

「あなたの呼ばれる場所は、あなたの最も深い喜びは、世界最大の飢餓と出会うのです」

Frederick Buechner

フレデリック・ビューヒナー

Jean-Marie Ghislain

世界は多くの場所で愛を求めています。

最も深いよろこびはどこにあるのかと 自分に聞いた時、それは明らかに イルカやクジラとともにある海の中でした。彼らがいなければ、今のわたしはいません。

14歳の時、私は深い鬱になりました。人生を変えるきっかけになったこの経験はまるで自分が生まれ変わるようでした。地上で素晴らしいガイドにサポートしてもらったように海の中ではイルカたちが私の意識の変化の旅を導いてくれました。

この愛とよろこびを世界に表現するにはどこで何をすればよいのだろう。

そんな疑問を抱いていた頃、和歌山県太地町の『ザ・コーブ』の話を聞きました。今から10年以上前のことです。

海外で育った日本人である私は、

日本の鯨類の窮状について、欧米の同級生たちから常に疑問を投げかけられてきました。

このような状況を外から目の当たりにして、

私は常に「何かしなければ」と思っていました。

太地町で決まっておこなわれているイルカの追い込み漁に対して、

自分でやれること、なにか行動を起こさなければならないとずっと思ってきました。

2020年のコロナ禍において、人生が私たち家族を日本に呼び寄せ、

あらゆる困難を乗り越えて日本に定住するという選択をしたとき、

私は日本での活動に参加する絶好の機会だと思いました。

イルカは私の人生を救ってくれました。その恩返しがしたかった。

私は2022年に「プロジェクト・アニマ」を立ち上げ、

日本人アーティストとのコラボレーションによる太地での初のグラスボート・セレモニーのためのクラウドファンディング・キャンペーンを行いました。

このキャンペーンは成功し、2023年に2回目の式典を開催する道が開かれ、

新たなパートナーシップと支援の輪が広がりました。

Project Animaは現在、日本を拠点とする団体であり、

小さいながらも、深い絆で結ばれたチームです。これからさらにこの輪は、広がっていくことでしょう。

私たちの目標は、近い将来、財団に成長し、イルカや小鯨のための本格的なレスキュー&リハビリテーションサンクチュアリを創設することです。

創設者 佐藤レイナ