Holding Ceremony for the Dolphins and Whales of Japan

日本のイルカや小鯨のための追悼セレモニー

An annual ritual to honor our grief and love for our non-human kin

海の家族への祈りと共に愛を称える毎年恒例の儀式

2年前から、春に太地町に行って、追い込み漁によって命が失われたイルカや小鯨達のためのセレモニーを行っています。

太地町の追い込み漁によって多くのイルカや小鯨が駆除されていたり、国内外の水族館へイルカたちが送られていることを、まだ、多くの日本人が知りません。

 活動家のペギー・オキが日本の捕鯨によって失われた命を追悼するために描いた折り紙のクジラのカーテンに触発され、私たちは葉や花で編んだ何百隻もの小舟を追い込み漁が行われる湾の海に浮かべてきました。

それぞれのボートは祈りであり、失われた命を象徴しています。

2022年、527頭の鯨類が殺され、33頭が捕獲されたと報告されています。

日本全国から集まった愛情深い日本の関係者の方々のおかげで、

当日の朝には570隻以上の船が集まりました。

日の出と共に、レイナは湾を泳いで渡り、全ての葉っぱの小舟を海へリリースしました。

2023年には、

海洋保存協会、OPT(アメリカの団体)

クラウドファンディングサポーターの素晴らしい国際コミニュティの支援

日本国内でサポート、寄付してくださった日本の皆さんのおかげで

私たちは祈りと愛の美しいセレモニーを開催することができました。

「祈りと愛の美しいセレモニー」では 

大知町にアーティストやミュージシャンだけでなく

日本全国のボランティアから500を超える「光の小舟」が届きました

多くの人の想いで編まれた葉っぱでできた「光の小舟」を通して

セレモニーの場には、多くの人が存在していたように感じられました

それぞれの「光の小舟」は祈りであり、失われた命を象徴しています。

私たちは

「光の小舟」を編むコミュニティは

私たちの意識の輪を広げ、

日本でのつながりを豊かにし

このテーマに関するコミニュケーションの機会を与え

新しい視点

動物と自然の権利

地球の中での私たちの役割について

私たちが意識を深めていくプロセスを見守ってくれる役割を持ってくれています

今後もこのセレモニー、光の小舟を編む活動を通して、多くの人とつながり

このムーブメントを広げていきたいと考えています。

 

michiko kamesaki

亀﨑美智子

Founding member –

20代の頃、ウミガメに会いたくてダイビングを始め、海が大好きになる 同時に、水族館にいる海の生き物達を見て、彼らが本来住む海にいられたらいいのに、との思いが強くなる。
ダイビングを始めて間もなく、イルカに会いたい氣もちがつよくなり、御蔵島で野生のイルカに出会う。

小笠原に移住。

島の周りにはたくさんのイルカとクジラたちが広大な海で生きている。島の人々と共に生きている。
雄大で、壮大で、喜びあふれる彼らそのものの愛を感じて、私はここに生きていることが幸せである。

2021年、レイナの映画「マザーオーシャン」を見て魂が震え、同年3月にレイナに会いにリトリートに参加する。
レイナとのつながりから太地町のイルカ達のことを詳しく知るようになる。

わたしにとっては、太地のイルカ達のことを知ったことで、すべての動物達のいのちのことにつながり、意識が大きく変容し、暮らしや在り方が変わる大きな分岐点となった。

生きとし生ける全ての命がどこまでも自由に幸せに生きていく世界を創造したい。

まずは、自分の暮らしから、自分の選択から、とおもい、今生きている。

数年前、島のクジラたちからうけとったメッセージ、「その先へ」という言葉。

大好きなイルカ、クジラ達とともに、仲間達とともに、このproject animaに参加することは、わたしにとっては、「その先」へゆこうということ。

Sae Katsuta

勝田彩愛

Founding member –

20歳でドルフィンスイムを
初体験。

言葉に表せない体験により
半年ほどかけ、
意識が大きく変わる体験をする。

その後、住んでいた名古屋の名古屋港水族館でシャチの展示(2003年10月)が始まる事を知り、仲間と共に会を立ち上げ、反対運動を始める。

署名活動や、シンポジウムを企画するが、次第に反対を掲げる運動のエネルギーそのものが苦しくなり、活動から離れる。

2019年ハワイ島でヨーロッパで育ち、日本人でもあるレイナに出会い、交流を深める中で、

反対運動や
正しさを主張する活動ではなく

美しく軽やかでクリエイティブな
アプローチで
イルカやクジラたちと共生する
価値観を発信する事が

彼女の存在(シンボル)によって
可能ではないかと希望に感じる。

このプロジェクトアニマは、
私にとって20年の時を経て

私の根底にあった
イルカやクジラたちとの共生
という願いが

新しいカタチで
私の人生に現れてくれたように
感じています。

2022年、2023年の
太地でのセレモニーに参加。

私がこのプロジェクトに
関わる事は、
ただ自然で、必然であると感じています。

Michiko Kamesaki

Founding member –

My love for the ocean developed in my mid twenties, as I started free-diving to meet sea turtles.

After witnessing them in the open sea, my experience of marine parks and aquariums changed drastically. My desire to see marine animals thrive in their natural habitat intensified.

Soon after, the wish to encounter dolphins in the wild grew stronger and led me to the island of Ogasawara.

I ended up moving there with my family, surrounded by the vast ocean where dolphins and whales coexist peacefully with islanders. This relationship fueled by respect and the duty to protect and preserve gave rise to a feeling of profound love in me.

Inspired by Leina’s film “The Journey/Mother Ocean” in 2021, I joined a retreat to meet her, deepening my connection with the sea and my understanding of the dolphin drive hunts in Taiji.

Discovering the reality of the hunts and their connection to the captivity industry was a transformative turning point. It deepened my sense of connection with the web of life, reshaped my consciousness, and altered my lifestyle.

Today, I aspire to participate in the creation of a world where all beings live freely and happily.

Many years ago, I received a message from the humpback whales migrating to the island: “Move forward”.

I feel that my participation to Project Anima symbolizes that first step “forward”, guided by the spirits of the dolphins and the whales.

Sae Katsuta

Founding member –

I had my first experience of swimming with dolphins in the wild at the age of 20.

Following this encounter, I underwent an experience that I still cannot express in words – which lasted for over six months- leading to a significant shift in consciousness.

In October 2003, I learnt about an upcoming exhibition at the Nagoya Port Aquarium, showcasing orcas captured in Taiji in the region of Wakayama (referred to as the “Taiji 5”)
Upon hearing these news, my friends and I founded a citizen group to start an opposition movement in Nagoya, where I lived.

We were engaged in actions such as symposiums and collecting signatures for opposition campaigns
but I gradually started experiencing deep burnout and a sense of despair as my involvement grew, eventually leading me to distance myself from activism.
In 2019, while on the Big Island of Hawaii, I met Leina, a Japanese woman raised in France and in Hawaii.

As our connection deepened, I felt a renewed sense of hope about the possibility of change in Japan, in regard to the conditions of dolphins and whales

Rather than engaging in opposition movements or asserting one’s righteousness, I saw hope in promoting a new value system of coexistence with dolphins and whales through beauty and a creative approach.

The seed of this project has been germinating and evolving inside of me for over twenty years, as I held in my core the longing for a world where we can truly coexist with the dolphins and whales

Through Project ANIMA, this desire has manifested in a new form.
After participating in the grief ceremonies in Taiji in 2022 and 2023, my decision to be involved in this project as a core member feels simply natural and inevitable.